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    To enjoy life (旧補聴器ブログ)

    これまで学んだ補聴器の知識と、これから学び遊ぶ色々を発信する場として。更新頻度は低いですが、基本誰かのためになるブログにしていきます。

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    補聴器選びはお店選び|補聴器の選び方

    ほとんどの人が『聞こえを良くしたい』と考えるとき、「性能の良い補聴器を選ばないと・・・・」

    とお考えになってる場合が多いようです。

    もちろん間違いではなく、それは正解の「一つ」であります。

    でも、その「一つ」だけで認識されている結果・・・聞こえに困っている人が、損をしている人がたくさんいらっしゃるのも現状ではないでしょうか?

    おそらく、下記の記事を読まれた方の中には「読んでおいて良かった」と感じられる方がたくさんいらっしゃると思います。

    今回は補聴器の『調整』話にも少し触れさせていただきます。



    よく、補聴器選びはお店選びという言葉を耳にされることもあるかと思いますが、

    皆さんはこの言葉をどのくらい大事に受け止めていらっしゃいますか?


    「どこで補聴器を買っても聞こえは同じ。」

    おそらく、このようにお考えになる方が多いのが現状ですね。

    ところが違うのです。


    仮にA店とB店で『同じ補聴器』を購入したとしましょう。

    A店で買った補聴器の『聞こえ』とB店で買った補聴器の『聞こえ』は異なるのです。

    『同じ補聴器、同じ値段』なのに購入店によって違いが出ること・・・・ご存じでしたか?


    それぞれの店の専門家のレベルが高く拮抗している場合は大きな差は生まれませんが、専門家の腕に差が生じている場合、同じ補聴器でも店によっては良い聞こえ・悪い聞こえになることがあるのです。

    もっとわかりやすく言いますと、補聴器の知識や技能を持たない店で購入した場合、50万円であろうが80万円であろうがいくら値段の高い補聴器を買っても、0円の価値でしかならないこともあるのです。

    補聴器をつけて良かったというお声がある一方で、うるさくて使い物にならないというお声があるのは機器ではなく、このような理由により起こっているのです。
    (これには語音明瞭度も大きく関わってきますが今回はそれを省きます。)

    語音明瞭度についてはこちらを別途ご覧ください⇒補聴器選びに欠かせない語音明瞭度測定



    さて、補聴器で目指すべき良い聞こえを100%とした場合、実際に「店」がもつ割合はどのくらいなのでしょうか?

        ・補聴器の音合わせ(調整)・・・70%  <店>
        ・補聴器の性能・・・・・・・・・・・30% <補聴器>

    私はおそらくこのような割合だと感じています。

    %は多少前後しますが、補聴器フィッティングの腕が立つ人ほど強く共感いただけるはずです。

    それほどまでにお客様の主訴や年齢・難聴暦・聴力データ・耳の状態から音を合わせるという作業は細かく重要なのですから。



    しかしそうは言ってもお客様が補聴器選びをされる際、事前に得ることのできる情報はインターネットや広告が中心で、上記の内容はなかなか読み取れない部分でもあります。また、限られたスペースへの広告はどのお店もだいたい同じ内容になっています。

    ではどうすればいいのでしょうか?いくつかポイントをあげます。
     
     ①聞こえに不自由を感じたら必ず最初に耳鼻咽喉科を受診する。
     ②認定補聴器専門店を選ぶ。
     ③同じ補聴器もしくは同じ価格帯の補聴器でA店とB店での比較。

    ②の目印はこのマークです。
    認定補聴器専門店


    ③は店が遠いなど面倒くさいと言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、補聴器選びはお店選び・・時間に余裕がある方にはお勧めいたします。
    兼業店と専門店ではもちろん異なりますし、同じ専門店同士でも違いはありますので。

    これらのことを頭に入れずに補聴器を選んだ場合、

    極端な話、自分が向かった店がどのレベルなのか?!その運だけで今後の聞こえを、また聞こえが変わることで人生まで決めることになりかねないですよね?



    補聴器の価格以上に販売員の能力差がお客様の聞こえを左右します。

    私が普段買い物をする時はいつも価値≧価格が成り立っていますし、基本皆さんもそうだと思います。

    補聴器にどれだけフィッターの力が加わるかで価値≦価格や、価値≧価格が決定されます。

    補聴器だけでは価値≦価格なのです。

    ですので通信販売の集音器や、補聴器を真剣に扱わない店などはもってのほかでしょう。


    アナログ補聴器の時代に比べ、デジタル補聴器の登場は難聴者のお困りの声により対応できるようになってきました。

    お客様が嫌な音を解決するためには?
    聴力からどの周波数・入力音圧レベルをどのくらい設定するのか?
    デジタル補聴器の付加機能はそのお客様にとってどこまで必要なのか?
    耳の形状や装用感は?

    補聴器の進化に合わせて、より強く私達補聴器フィッターの力も試される時代になってきたのです。



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    Author : ヒロ

    これまで様々な補聴器店で勤務しましたが、今はWEB関連の仕事についています。
    過去記事はそのまま皆さんのお役に立てるはずで残しておりますので、是非補聴器選びにお使い頂ければと思っています。

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